567: 名無しさん@おーぷん 2016/08/21(日)14:24:02 ID:aQR
20年近く昔、小6の時の担任が「今時の子はロクデナシ」「昔は良かった」信奉者だったこと。こう聞くとおじいちゃん先生を連想するかも知れないが、その先生は30代前半だった。
この頃は髪の毛を染めてルーズソックスを履いた女子学生―いわゆる「コギャル」が急増し、たまごっちとプリクラ、SPEEDや安室奈美恵が大ヒット、「エン助交際」「親父狩り」「エアマックス狩り」が社会問題になっていた。

その前年の酒鬼薔薇事件で少年犯罪の凶悪化が騒がれ、「キレ安い若者」が風潮化した。
この頃のマスメディア、コギャル、ギャル男を異様な程叩いていた。テレビドラマや漫画にはブランドもの欲しさにエン助交際をし、暇つぶしに麻薬に手を染めるコギャル、すぐ切れてナイフを振り回すギャル男が登場し、
ドキュメンタリやニュースでも「呆れた若者達」の特集が組まれ、キャスターや学者が渋谷あたりの遊び人の若者をこき下ろしていた。
バラエティではアムラーファッションの金髪女子高生が街頭インタビューにとんでもなくバカな回答をして出演者たちがのけぞるという場面が入らされた。

568: 名無しさん@おーぷん 2016/08/21(日)14:25:01 ID:aQR
担任はそのマスメディアの影響を受けいていたのか、HRではしょっちゅう「最近の若者は気軽に薬物を買うが、君たちは絶対そんなことはしないように」
「今日も中学生による強盗事件が起こった、全く今時の子は・・どうせゲームセンターで遊ぶ小銭ほしさだろう」と中高生をたたいていた
20分のHRを使い切ってもまだ足りず、1時限目の授業時間まで削って「最近の若者は何故人を簡単に傷つけるのか。それはゲームの影響で人が傷ついてもリセットボタンを押せば元通りになると思っているからだ」とありがたい演説をしてくれたこともある。
その癖この教師は自分の青春時代(1980年代)を神聖視しており、しきりに「あのころは良かった」「切れてナイフを振り回すガキなんて一人もいなかった」と自画自賛していた。
80年代に流行していたヤンキー漫画も大好きで教室にまで愛読していた不良漫画(特○の拓,湘○純愛組、カメレオ○)を教室にまで持ち込んでいた程。
「10年前のヤンキーはこんなに硬派で筋が通っていたんだ!今の軽薄なチーマーと全然違うだろ?」「腐ったコギャルと違ってスケバンはエン助交際しない!親父狩りもしない!清々しいだろ?」「とまぁスケバン&ヤンキーを賛美するする。

569: 名無しさん@おーぷん 2016/08/21(日)14:25:48 ID:aQR
私はその先生の影響をモロに受けて「茶髪でルーズソックス履いてるコギャルはみんなエン助交際している」「今はやりのコギャルは腐っていて昔のスケバンはカッコよかった」「今の若い子はバカで軽薄で小遣いほしさに親父狩りをする。ゲームの影響だ」と信じ込んでいた。
私自身はそんな若者にならないように頑張って勉強していた。
洗脳されたまま中学に進学した。で、先輩も同級生も想像していたのと全然違った。皆黒髪の真面目な学生さんだし、派手なギャル男やギャル系もいるにはいたがドラッグもエン助交際もしてない。せいぜい夜遊び程度。
ギャル男系にはむしろ優しい子が多かったくらい。ギャルは確かにきつい子が多かったが野卑で女を捨てているいじめっ子タイプより余程マシだった。
その年、自由研究で「年代別の少年犯罪率」を調べたところあの教師の持論、しいてはマスメディアの若者叩き自体が全くでたらめだったことが判明。

570: 名無しさん@おーぷん 2016/08/21(日)14:26:55 ID:aQR
少年犯罪の発生件数はむしろ減少していた、(酒鬼薔薇1件でレッテルを貼っていた)エン助交際や薬物汚染は確かに90年代後半に入って増加したが「親父狩り」「リンチ」はむしろ80年代の方が多かったと判明・・
ナイフを振り回す「傷害」「殺人」も横ばい。当時は不良が多すぎて集団強盗事件は注目に値しなかっただけ。
むしろ凶悪な「ヤンキースケバン」から大人しい「コギャルギャル男」に世代交代したからこそ瑣末な犯罪がクローズアップされるようになった。
つまりあの教師の「今時の子は」「昔は良かった」は真逆だったのだ。よくよく考えれば原則自己責任の「薬物」「エン助交際」がダメで「カツアゲ」「暴走族」「校内暴力」が良いなんて矛盾している。
そこで完全に洗脳が長けてマスコミの若者叩きに同調しないようになった。
アラサーになった今マスコミに載せられて安易に若者にレッテルを貼るようなことは絶対にしたくない。

引用元:・その神経がわからん!その23