23:00更新【前編】嫁がガンになった → 父「もう退院してるんだから、家事をちゃんとやれ」俺(完治したわけじゃないのに…)結果・・・【ムナクソ注意】
23:30更新【中編】嫁がガンになった → 父「もう退院してるんだから、家事をちゃんとやれ」俺(完治したわけじゃないのに…)結果・・・【ムナクソ注意】
24:00更新【後編】嫁がガンになった → 父「もう退院してるんだから、家事をちゃんとやれ」俺(完治したわけじゃないのに…)結果・・・【ムナクソ注意】←今この記事です。
23:30更新【中編】嫁がガンになった → 父「もう退院してるんだから、家事をちゃんとやれ」俺(完治したわけじゃないのに…)結果・・・【ムナクソ注意】
24:00更新【後編】嫁がガンになった → 父「もう退院してるんだから、家事をちゃんとやれ」俺(完治したわけじゃないのに…)結果・・・【ムナクソ注意】←今この記事です。
406: 334 2010/10/27(水) 22:03:19
通夜が始まり、友人知人たちが沢山来てくれた。
妻の好きだったミニーの気ぐるみパジャマを着せ(妻との約束)ミッキーとミニーのブライダルペアマスコットを添えてあげた。
それも父は気に食わないらしい。
妻の好きだったミニーの気ぐるみパジャマを着せ(妻との約束)ミッキーとミニーのブライダルペアマスコットを添えてあげた。
それも父は気に食わないらしい。
通夜が終わって、僕の友人が残ってまで力づけようとしてくれていた。
義兄は来てくれていた。義母は来なかった。
遺影選びで不貞腐れた父は、通夜が終わるとさっさと自宅へ戻り、酒を飲んでいるらしい。
僕の友人たちは義兄と面識が無い。当たり前の話だが。
その友人たちに義兄が絡んだ(素面なのに)。
「お前ら、何人の顔ジロジロ見とるんじゃ!!」まるでヤ○ザの因縁である。
二者を隔離して、友人たちに詫びた。
喪主はとにかく忙しい。悲しんでいる暇すらなく、目まぐるしく立ち回る。
すると自宅に戻っていてくれた弟夫婦と何かあったらしく、
弟に父が切れ、取っ組み合いの喧嘩をした後、家を飛び出した、との電話。
飲みに出掛けたらしい。
じっと妻の傍で静かに悲しみをこらえる息子だけは、そっとしておいてやりたかったので、
それにのみ気を配り、後は機械的に動いていた。
義兄は来てくれていた。義母は来なかった。
遺影選びで不貞腐れた父は、通夜が終わるとさっさと自宅へ戻り、酒を飲んでいるらしい。
僕の友人たちは義兄と面識が無い。当たり前の話だが。
その友人たちに義兄が絡んだ(素面なのに)。
「お前ら、何人の顔ジロジロ見とるんじゃ!!」まるでヤ○ザの因縁である。
二者を隔離して、友人たちに詫びた。
喪主はとにかく忙しい。悲しんでいる暇すらなく、目まぐるしく立ち回る。
すると自宅に戻っていてくれた弟夫婦と何かあったらしく、
弟に父が切れ、取っ組み合いの喧嘩をした後、家を飛び出した、との電話。
飲みに出掛けたらしい。
じっと妻の傍で静かに悲しみをこらえる息子だけは、そっとしておいてやりたかったので、
それにのみ気を配り、後は機械的に動いていた。
407: 334 2010/10/27(水) 22:07:38
夜が明けて告別式。
やっと義母も来てくれた。
父は親類縁者たちに孫の自慢をしたいらしく、やたらと息子を色々連れまわそうとする。
僕と息子はお越し下さったお客様たちに入り口でご挨拶をしなければならない、といっても、不服そうに睨み付ける。今は余り家族間で揉めたくは無い。
出棺の際、最後のお別れで、息子が泣きながら大きな声で、
「僕がこんな病気をこの世から無くしてやるんだ!」と言ったのが今も耳に残っている。
彼の最大のモチベーションとなることを願っている。
告別式が終わって斎場へ向かう。とうとうお別れだ。
火葬される前にもう一目妻を見た。そしてその頬に手を添えた。
さようなら、僅か15年余りの結婚生活ではあったが、ありがとう。
もうこの手に君を抱くことも出来ないが、ずっと傍に居て欲しい。
息子を授けてくれてありがとう。幸せにしてあげられなくてごめんな。
もう苦しくも痛くも無い所へ行くんだね。
もう暫くしたら、僕もそちらに行くから、そのときはまた一緒に居てくれるかい?
火葬場の扉が閉じられ、着火されるのが判ると、僕はその場に膝を落として、静かに泣いた。
僕の妻は、灰になってしまった。
骨拾いのときに、僕はこっそりと小指の骨であろう一片をそっと包みに入れた。
通夜のときに清拭業者に頼んで分けてもらった遺髪と共に、その遺骨は
今僕の持ち歩く小さなポーチに入っている。
逢えなくて寂しい。声が聴けないのが寂しい。
共に笑えないのが寂しい。成長していく息子を共に見れないのが悲しい。
さようなら、僕の妻。
こうして、妻は旅立っていった。
やっと義母も来てくれた。
父は親類縁者たちに孫の自慢をしたいらしく、やたらと息子を色々連れまわそうとする。
僕と息子はお越し下さったお客様たちに入り口でご挨拶をしなければならない、といっても、不服そうに睨み付ける。今は余り家族間で揉めたくは無い。
出棺の際、最後のお別れで、息子が泣きながら大きな声で、
「僕がこんな病気をこの世から無くしてやるんだ!」と言ったのが今も耳に残っている。
彼の最大のモチベーションとなることを願っている。
告別式が終わって斎場へ向かう。とうとうお別れだ。
火葬される前にもう一目妻を見た。そしてその頬に手を添えた。
さようなら、僅か15年余りの結婚生活ではあったが、ありがとう。
もうこの手に君を抱くことも出来ないが、ずっと傍に居て欲しい。
息子を授けてくれてありがとう。幸せにしてあげられなくてごめんな。
もう苦しくも痛くも無い所へ行くんだね。
もう暫くしたら、僕もそちらに行くから、そのときはまた一緒に居てくれるかい?
火葬場の扉が閉じられ、着火されるのが判ると、僕はその場に膝を落として、静かに泣いた。
僕の妻は、灰になってしまった。
骨拾いのときに、僕はこっそりと小指の骨であろう一片をそっと包みに入れた。
通夜のときに清拭業者に頼んで分けてもらった遺髪と共に、その遺骨は
今僕の持ち歩く小さなポーチに入っている。
逢えなくて寂しい。声が聴けないのが寂しい。
共に笑えないのが寂しい。成長していく息子を共に見れないのが悲しい。
さようなら、僕の妻。
こうして、妻は旅立っていった。
408: 334 2010/10/27(水) 22:17:21
皆さん、こんなただ長ったらしい話にお付き合い下さって有難うございました。
書きながらどうしても涙が出てきて仕方ありません。
妻の居ない生活も2年半が過ぎようとしていますが、その間にも色々なことがありました。
その中で、自分の父が自己愛性人格障害者であることや、
息子がそれに影響されて良くない傾向にあることなど、
まだまだ吐き出したいのが正直な気持ちです。
でも、もしかするとそれらの内容はスレチかも知れません。
ですから、この続きをどうしようか悩んでいます。
今現在の地獄のような生活は、まさにこの期間のことなのですから。
今日はこれで家事に帰ります。
長い稚拙な駄文にお付き合い下さり、有難うございました。
書きながらどうしても涙が出てきて仕方ありません。
妻の居ない生活も2年半が過ぎようとしていますが、その間にも色々なことがありました。
その中で、自分の父が自己愛性人格障害者であることや、
息子がそれに影響されて良くない傾向にあることなど、
まだまだ吐き出したいのが正直な気持ちです。
でも、もしかするとそれらの内容はスレチかも知れません。
ですから、この続きをどうしようか悩んでいます。
今現在の地獄のような生活は、まさにこの期間のことなのですから。
今日はこれで家事に帰ります。
長い稚拙な駄文にお付き合い下さり、有難うございました。
410: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/27(水) 22:51:07
息子心配だな
411: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/27(水) 22:59:53
お疲れさん
現在のことについては家庭板や育児板などに
吐いたり相談できるスレがあるんじゃないかな
気団にも該当スレあるかもしれないし
人生相談板もある
おこがましいかもしれないが
>>334が嫁さんにしてあげたことはベストだったと思うよ
現在のことについては家庭板や育児板などに
吐いたり相談できるスレがあるんじゃないかな
気団にも該当スレあるかもしれないし
人生相談板もある
おこがましいかもしれないが
>>334が嫁さんにしてあげたことはベストだったと思うよ
412: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/27(水) 23:01:53
>>408
334氏、すべて読んだから。
奥様の冥福をお祈りします。
334氏、すべて読んだから。
奥様の冥福をお祈りします。
413: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/27(水) 23:18:57
>>408
父親と息子のことは、役所か福祉事務所に相談しろ
一人で解決しようと思うなよな
父親と息子のことは、役所か福祉事務所に相談しろ
一人で解決しようと思うなよな
414: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/27(水) 23:55:56
>>408
ここで吐き出したければ吐き出せよ。
少なくとも、おまいさん1人で戦うよりはここで吐け。
スレチなんて叩く奴はいないはずだ。
ここで吐き出したければ吐き出せよ。
少なくとも、おまいさん1人で戦うよりはここで吐け。
スレチなんて叩く奴はいないはずだ。
415: 334 2010/10/28(木) 21:31:05
皆さん、温かいお言葉、ありがとうございます。
結局、妻の葬儀関係(その後の経費も含めて)では、合計300万以上掛かってしまった。
互助会のようなものには入っていたにも拘らず、なんかオプションが付く度に跳ね上がっていく。
更に、家の宗旨は仏教ではない為、オプション扱いで何かと高いものばかりだった。
葬儀を司る祭司(仏教で言うお坊さん)に、あんなに費用が掛かるものとは想定外だった。
母親のときは、医療を含む損害保険や、生命保険のおかげで、手元から出て行くお金はそんなにも無かったのだが、
妻の場合は、損保も生保も無い上に弔問客も沢山来てくれたので(会場にも入りきれないほど)、規模としては大きなものになってしまった。
中には逢ったことも無い親戚(妻側)とか、名前すら聴いたことの無い親戚も来て、何かと出て行くものが多かった。
仏教で言うところの四十九日にあたる法事が終わって納骨となった折も、お墓に名前を刻んでもらったり、祭司に来てもらったりと
何かと出て行く費用は馬鹿にならなかった。
ここからは、正直、僕の甲斐性が無い、ただ単に稼ぎが悪いことから来るものだ、と猛省している。
収支がだんだんと狂ってきた。
出来る手立ては手を尽くした。自分が仕事で居ない間の父の浪費が痛かった。
いわゆる、エコとは真逆の行動である。
光熱費は倍以上に上がった。後でわかったことだが、男3人になってしまった当初、
夕飯は父にお願いをしていた。今思えば、大きな間違いだった。
息子には父が固く口止めしていたらしいが、夕飯の殆どがレトルトか牛丼、
そしてスーパーの弁当のローテーション。これでは駄目だ、と思った僕は、
仲の良い従兄を通して、妻側の遠い親戚にあたる隣町に住む女性に、夕飯時のお手伝いを頼むことが出来た。
その女性は、DV被害から逃れ、親と住んでいたので、快諾してくれた。
それがあんなことになろうとは。
結局、妻の葬儀関係(その後の経費も含めて)では、合計300万以上掛かってしまった。
互助会のようなものには入っていたにも拘らず、なんかオプションが付く度に跳ね上がっていく。
更に、家の宗旨は仏教ではない為、オプション扱いで何かと高いものばかりだった。
葬儀を司る祭司(仏教で言うお坊さん)に、あんなに費用が掛かるものとは想定外だった。
母親のときは、医療を含む損害保険や、生命保険のおかげで、手元から出て行くお金はそんなにも無かったのだが、
妻の場合は、損保も生保も無い上に弔問客も沢山来てくれたので(会場にも入りきれないほど)、規模としては大きなものになってしまった。
中には逢ったことも無い親戚(妻側)とか、名前すら聴いたことの無い親戚も来て、何かと出て行くものが多かった。
仏教で言うところの四十九日にあたる法事が終わって納骨となった折も、お墓に名前を刻んでもらったり、祭司に来てもらったりと
何かと出て行く費用は馬鹿にならなかった。
ここからは、正直、僕の甲斐性が無い、ただ単に稼ぎが悪いことから来るものだ、と猛省している。
収支がだんだんと狂ってきた。
出来る手立ては手を尽くした。自分が仕事で居ない間の父の浪費が痛かった。
いわゆる、エコとは真逆の行動である。
光熱費は倍以上に上がった。後でわかったことだが、男3人になってしまった当初、
夕飯は父にお願いをしていた。今思えば、大きな間違いだった。
息子には父が固く口止めしていたらしいが、夕飯の殆どがレトルトか牛丼、
そしてスーパーの弁当のローテーション。これでは駄目だ、と思った僕は、
仲の良い従兄を通して、妻側の遠い親戚にあたる隣町に住む女性に、夕飯時のお手伝いを頼むことが出来た。
その女性は、DV被害から逃れ、親と住んでいたので、快諾してくれた。
それがあんなことになろうとは。
416: 334 2010/10/28(木) 21:53:35
父は昔からよく僕たちに云っていた。それこそ耳タコレベルで。
父は幼い頃、大きな家に住んでいて、そこには使用人もいて、自分は何もしなくてよかったと。
しかしあの戦争が全てをワシから奪ったんじゃ、と。家も家族も裕福な暮らしも。
彼は、自分にその才能があったにも拘らず、孤児院に身を寄せるしかなくなって、
結果、中学までしか通わせてもらえなかった、と。
中卒の所為で自分は、お前らには想像も出来ん苦労を味わったんじゃ、と何度も同じ話を聞かされていた。
ワシをそんな風にしたあの戦争が憎い。あの時代が憎い。
そして何より、先見の明なく家族をばらばらにしてしまった父親(僕の祖父:僕は写真でしか知らない)が憎くてたまらない。
父親の所為で、ワシはほんの9歳で、母親を失ったんじゃからのー!と
そして自分は、その裕福な時代、祖母にはものすごく可愛がられた、とも。
戦前の頃で、直系嫡子なのだから、よくある話だとは思っているが、
その全ての要素が、彼の、いわば「自己愛」フィルターによって捻じ曲げられた思い出と解釈に変換されてしまっているのだ。
かわいそうな人だ、と思う。哀れですらある。しかし、その父親に対する憎悪が、あんな形で僕に降りかかろうとは思いもしなかった。
どうやら、彼の中では、「父親は息子にひどいことをした」というのが定着していて、その所為で彼は僕にどんな酷いことをしたとしても
彼がその父から受けたことに比べれば甘いもの、なんだそうだ。だから、彼はことごとく僕のやることなすことに逆らうのだ。
(僕には弟がいるのだが、結婚して家から出ているので、何ら近づこうとはしない。)
そして、孫は溺愛する。僕がいくら息子を自立できるように厳しく指導しようとしても、安易な助け舟を出して台無しにしてしまう。
このままでは息子は、父のコピーとなってしまう。
だから僕は、件の女性を招いたのだ。何より、息子が学校から帰宅した折に「おかえり」と言ってくれる女性の声があることの和やかさ。
男3人で1年過ごしてみて、息子がそれを渇望していることが見て取れた僕は、ちゃんとパート代に相当する費用を払って来て貰えるようにした。
当初は、息子も非常に喜び、よく懐いていた。その女性も、残した息子と同じような年齢の息子を重ねるように接してくれていた。
しかし、父は大きな勘違いをしていた。
父は幼い頃、大きな家に住んでいて、そこには使用人もいて、自分は何もしなくてよかったと。
しかしあの戦争が全てをワシから奪ったんじゃ、と。家も家族も裕福な暮らしも。
彼は、自分にその才能があったにも拘らず、孤児院に身を寄せるしかなくなって、
結果、中学までしか通わせてもらえなかった、と。
中卒の所為で自分は、お前らには想像も出来ん苦労を味わったんじゃ、と何度も同じ話を聞かされていた。
ワシをそんな風にしたあの戦争が憎い。あの時代が憎い。
そして何より、先見の明なく家族をばらばらにしてしまった父親(僕の祖父:僕は写真でしか知らない)が憎くてたまらない。
父親の所為で、ワシはほんの9歳で、母親を失ったんじゃからのー!と
そして自分は、その裕福な時代、祖母にはものすごく可愛がられた、とも。
戦前の頃で、直系嫡子なのだから、よくある話だとは思っているが、
その全ての要素が、彼の、いわば「自己愛」フィルターによって捻じ曲げられた思い出と解釈に変換されてしまっているのだ。
かわいそうな人だ、と思う。哀れですらある。しかし、その父親に対する憎悪が、あんな形で僕に降りかかろうとは思いもしなかった。
どうやら、彼の中では、「父親は息子にひどいことをした」というのが定着していて、その所為で彼は僕にどんな酷いことをしたとしても
彼がその父から受けたことに比べれば甘いもの、なんだそうだ。だから、彼はことごとく僕のやることなすことに逆らうのだ。
(僕には弟がいるのだが、結婚して家から出ているので、何ら近づこうとはしない。)
そして、孫は溺愛する。僕がいくら息子を自立できるように厳しく指導しようとしても、安易な助け舟を出して台無しにしてしまう。
このままでは息子は、父のコピーとなってしまう。
だから僕は、件の女性を招いたのだ。何より、息子が学校から帰宅した折に「おかえり」と言ってくれる女性の声があることの和やかさ。
男3人で1年過ごしてみて、息子がそれを渇望していることが見て取れた僕は、ちゃんとパート代に相当する費用を払って来て貰えるようにした。
当初は、息子も非常に喜び、よく懐いていた。その女性も、残した息子と同じような年齢の息子を重ねるように接してくれていた。
しかし、父は大きな勘違いをしていた。
417: 334 2010/10/28(木) 22:30:38
父は、息子のために来てもらって夕食のお世話をしてくれるその女性を、自分の為に来たお手伝いさんだ、と思っていた(る)ようだ。
裕福な家に育った時代の、使用人だとも思いこんだっぽい。
そしてあろうことか、その女性に手を出そうとまでしたのである。
幸い、未遂に終わったが、その話を聞いて、僕は即刻、その女性に詫び、来てもらうことを止めて貰った。
そのことが、父にとっては、せっかく自分にあてがわれた女を、息子である僕が引き剥がした、と解釈したのである。
「オマエまでもがワシから何もかも奪うんか!?」と罵倒された。
「やはりこの世に信じられるものは居らん。みんなが敵じゃ!」と。
裕福な家に育った時代の、使用人だとも思いこんだっぽい。
そしてあろうことか、その女性に手を出そうとまでしたのである。
幸い、未遂に終わったが、その話を聞いて、僕は即刻、その女性に詫び、来てもらうことを止めて貰った。
そのことが、父にとっては、せっかく自分にあてがわれた女を、息子である僕が引き剥がした、と解釈したのである。
「オマエまでもがワシから何もかも奪うんか!?」と罵倒された。
「やはりこの世に信じられるものは居らん。みんなが敵じゃ!」と。
418: 334 2010/10/28(木) 22:32:25
僕は今でも朝5時に起きて子供の弁当と父と息子の朝食を作り、
子供が学校に出掛けた後(その間も父は呑みながら3時間掛けて朝食をとる)、仕掛けておいた洗濯物を干し、
その後、洗い物や掃除をした後、父の昼食を作り、
彼がまたもや飲みながら昼食を2時間くらい掛けてとっている間に、父と息子の夕食を調理し、
後はレンジで温めるだけ、と言う状態にして仕事に出掛ける。
10時ごろに仕事が終わると、帰路途中にある深夜も開いているスーパーで割引商品などを選んで購入し、
帰ったら、山のように積み上げられている昼食と夕食の洗い物を片付けて、浴槽のお湯を洗濯機にバケツで移した後、朝に仕上がるように洗濯機をセットし、
寝るのは早くて1時、遅くなると3時くらいになる毎日だ。
何度説明しても彼らに節約とかエコの概念がないので、節約できるところは僕が削っていくしかないのだ。
それでも、電気水道ガスを、まさに湯水の如く使う父。
米は新米のコシヒカリでないと機嫌が悪くなり、それでも食べるかどうかもそのときの気分しだい。
余ったご飯を冷凍保存しても、冷凍米は不味いから、と食べない。
無駄をなくするために、少なめに炊くと、僕の食べる分が必然的になくなる。
おかげで糖尿の良い対策にはなっているが。
ただ、それでも足りない費用は、僕が自分の保険を解約したり、手持ちのコレクションを売ったりして凌いで来たが、
そろそろ僕も疲れた。
息子が当初の目標どおり東京に進学し、もし父も居なくなったら、
この家を僕独りで住む意味を見出さなくなった。
本当は今すぐにでも蒸発したいくらいだが、妻との約束がある。
息子を一人前にして初めて、その約束を果たしたことになる。
父は、僕を使用人としか思っていないようだ。彼らが用意した普通の食事をしている間、僕は洗い物や彼らの次の食事の準備をしている。
僕が食事を取らないのが普通になっているようだ。
おかげで、妻を亡くしてから30キロほど減量できた。もとは太めだったからなあ。
自分が食べない米を研ぎ、自分が食べない食事を作り、自分が殆ど居住していない家の支払い・掃除、メンテをし、
世のお母さん方がある日突然の蒸発願望を抱くこともあることを、今実感している。
子供が学校に出掛けた後(その間も父は呑みながら3時間掛けて朝食をとる)、仕掛けておいた洗濯物を干し、
その後、洗い物や掃除をした後、父の昼食を作り、
彼がまたもや飲みながら昼食を2時間くらい掛けてとっている間に、父と息子の夕食を調理し、
後はレンジで温めるだけ、と言う状態にして仕事に出掛ける。
10時ごろに仕事が終わると、帰路途中にある深夜も開いているスーパーで割引商品などを選んで購入し、
帰ったら、山のように積み上げられている昼食と夕食の洗い物を片付けて、浴槽のお湯を洗濯機にバケツで移した後、朝に仕上がるように洗濯機をセットし、
寝るのは早くて1時、遅くなると3時くらいになる毎日だ。
何度説明しても彼らに節約とかエコの概念がないので、節約できるところは僕が削っていくしかないのだ。
それでも、電気水道ガスを、まさに湯水の如く使う父。
米は新米のコシヒカリでないと機嫌が悪くなり、それでも食べるかどうかもそのときの気分しだい。
余ったご飯を冷凍保存しても、冷凍米は不味いから、と食べない。
無駄をなくするために、少なめに炊くと、僕の食べる分が必然的になくなる。
おかげで糖尿の良い対策にはなっているが。
ただ、それでも足りない費用は、僕が自分の保険を解約したり、手持ちのコレクションを売ったりして凌いで来たが、
そろそろ僕も疲れた。
息子が当初の目標どおり東京に進学し、もし父も居なくなったら、
この家を僕独りで住む意味を見出さなくなった。
本当は今すぐにでも蒸発したいくらいだが、妻との約束がある。
息子を一人前にして初めて、その約束を果たしたことになる。
父は、僕を使用人としか思っていないようだ。彼らが用意した普通の食事をしている間、僕は洗い物や彼らの次の食事の準備をしている。
僕が食事を取らないのが普通になっているようだ。
おかげで、妻を亡くしてから30キロほど減量できた。もとは太めだったからなあ。
自分が食べない米を研ぎ、自分が食べない食事を作り、自分が殆ど居住していない家の支払い・掃除、メンテをし、
世のお母さん方がある日突然の蒸発願望を抱くこともあることを、今実感している。
419: 334 2010/10/28(木) 22:33:26
最後は、ただの愚痴になってしまいましたが、これでもし、義母がどうにかなってしまったら、
義兄の世話も僕がしなければならなくなるのです。
何の為の人生なのか、判らなくなってしまっているのが今です。
奥様を失ってしまわれた諸兄の方々、こんなヘタレも居るのです。
なんか、変な終わり方でごめんなさい。鬱かも知れませんね。
ハッピーエンドでなくて、申し訳ありませんでした。
このスレは、心が折れそうになったら、また覗かせて下さいね。
さようなら、皆さん。今まで有難うございました。
義兄の世話も僕がしなければならなくなるのです。
何の為の人生なのか、判らなくなってしまっているのが今です。
奥様を失ってしまわれた諸兄の方々、こんなヘタレも居るのです。
なんか、変な終わり方でごめんなさい。鬱かも知れませんね。
ハッピーエンドでなくて、申し訳ありませんでした。
このスレは、心が折れそうになったら、また覗かせて下さいね。
さようなら、皆さん。今まで有難うございました。
420: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/28(木) 22:54:43
お疲れ様
422: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/29(金) 01:36:29
父親捨てろと背中押されたくて来たんだろうからはっきり言う
追い出せないなら施設なり入れてしまえ、金はかかってもいいじゃないか?
はっきりいうが10年後を考えると子供に全力投球しないと先がない
先がないというのは子供自身だよ、そんなの見てて結婚とかできるか?
普通の生活に幸せがないって思い込んでるだろう
そしてきっと自分も父親にああしないといけないと思い込んでるだろう
全部抱え込んで自分はそれでいいが、本当の家族の単位である息子が気の毒だ
きっと心の中で自分の地位の低さに泣いて育ったんだろう
今からでも遅くないから本当の家族を大切にしろ
義理は義理なんだから背負い込みすぎるな所詮他人だ…嫁は死んでないが言わせて貰った
追い出せないなら施設なり入れてしまえ、金はかかってもいいじゃないか?
はっきりいうが10年後を考えると子供に全力投球しないと先がない
先がないというのは子供自身だよ、そんなの見てて結婚とかできるか?
普通の生活に幸せがないって思い込んでるだろう
そしてきっと自分も父親にああしないといけないと思い込んでるだろう
全部抱え込んで自分はそれでいいが、本当の家族の単位である息子が気の毒だ
きっと心の中で自分の地位の低さに泣いて育ったんだろう
今からでも遅くないから本当の家族を大切にしろ
義理は義理なんだから背負い込みすぎるな所詮他人だ…嫁は死んでないが言わせて貰った
スポンサーリンク
コメント一覧
施設に突っ込むか、いっそ遺棄しちゃっていいんじゃないの(だめです)。
嫁さんから父親を離すべきだったね。
同情できない報告者だよ。
子どものこと考えろ
時には厳しくするのも愛情だよ。
老害は自分の害悪さを分かってなくて、偉そうにするんだから
こいつと一緒にいるのは無理だと思ったら、一刻も早く離れるのが正解
それこそ、すべての言動に理詰めで応対して、もうぐうの音も出ないぐらいに締め上げて自分の馬鹿さ加減を理解させる…文字通りの神業でも用いない限り屈服させるのは不可能だ。
自分が自己愛で、ウチの母親にこの手で攻められて、とりあえず真人間っぽく見えるぐらいには叩き直されたんでよくわかる。
それぐらいの技量がなければ、全ての繋がりを断ち切る覚悟で心を鬼にして見捨てるぐらいしか自己愛の相手を黙らせる手はないのだが…報告者にはそれができたのだろうか?
この人は別にどうでも良いけど、子供が実に気の毒だ。
義母と義兄も見舞いさえろくに来ない自己中なんだから面倒見る必要ないわ。
息子に悪影響出てるのになんで甘んじて受け入れてるんだ?
って多すぎ。何故かこれが出るたびにイライラとしてしまった。
悪いけど報告者がアホとしか言えない。
現に息子に悪影響が出てるんだから、意地でも切り離すのが父親だろ。
7年も前の話だけど、今も父親の奴隷やってるんだろうな
そりゃ歪むわ。
それ。
息子は未成年だし、妻との約束も、責任もあるけど、
父親も、義兄も良い大人なんだからほっといてあげればいいんだよ。
コイツは自分の過去をネタに周囲の人を擦り潰す「クラッシャー上司」と変わらない、他の人を犠牲にしてノウノウと生きるダニだ
報告者も自分の親であっても、ダメなものはダメ、時には殴って放り出してでもクソ親父から家族を守らんかい。
報告者の息子さんも、毒祖父のせいで「僕はこんなに可哀想なのに~」という将来エネ化して周囲に迷惑かける社会のクズになるぞ、このままでは
息子にジジイが悪い影響与えてるってわかってるなら絶縁なり施設なり行動しよう
デモデモダッテのままじゃ主も息子の人格を歪める共犯だぞ
婚姻関係終了届出して何かあった時だけお焼香しに行けばいいじゃん
そして実父をその家に残して息子さんと引越ししてください
そうすれば元凶は絶たれるし精神的に楽になるし、ほぼ全て解決すると思うけどね
ほぼ全部自分が蒔いた種だ
若いころに家を建てたせいでローンが大変なのも、毒親と縁切りしないのも、独立して仕事人間で家族の健康状態に気づけなかったのも、家事を自分でやらないから奥さんが余計大変な思いをする羽目になったのも、子供の面倒も自分で見なかったせいで毒親からいろいろ吹き込まれたのも、全部主のせいだ
んで、息子は祖父の影響受けてどうにかなったんじゃないの?
伏線回収〜!
諸悪の根源くらいの書き方だけど、基本的に無力だしマトモな大人だったら、どうにでも出来たよなぁ
事実だとしたら最悪の結果は全てこいつの判断が悪いせい。創作なら共感出来ないわ主人公が頭悪いわでおもんない。
出棺前に蓋密閉するジャン。
火葬場で遺体に触ったりできないって。
霊柩車で搬送して、焼き場に設置してから遺族入場。
仕切りがあるから棺に近づく事すらできんわ。
焼香したら、炉にいれて火葬。
最初から胡散臭い話満載で、「私はバカです」しか読み取れなかった。
嫁さんと息子がかわいそー。
癌患者にストレスは御法度
そして親孝行したい気持ちはわかるけど妻の治療費がかかるのに母親に家だのお墓だのって...
しなくていい苦労を自らしてるよね、この報告者
70年以上も前のことをあーだこーだ引きずって管巻いてるだけのただのゴミなんかこの先クソの役にも立たんわ。
そうしたら奇跡は起こったかも知れなかった。
なんだろ、頭悪いのかな
なんでも一人で出来るようにしておかないと
これから医学部で莫大な費用がかかるんだから
公立で我慢させるべきだった
ゴミ爺は施設に放り込むべき
母親が亡くなったときにじじいを置いて出ていけばよかったのに。
黙って居場所を知らせずに出ていけば探しようもないんだからさ。
なのにいまだに一緒に暮らしてて、あげくに義母が亡くなったら義兄の面倒も見なければ、ってバカなの?
嫁さんの具合が悪いときに見舞いを頼んだとき義兄は何て言った?嫁は嫁いで名字も変わったんだからそっちはそっちでやってくれって言ったじゃん。
だったら向こうが1人になろうが向こうは向こうでやるだろうよ。
だいいち成人してる男の面倒を見るって何?
小学生の子が1人になったならともかく。
最近は棺の釘打ちしないし、最後に棺の蓋というか窓開けてお別れしてから釜に入れたりする所多いよ。
地域によるのかもしれない。
それにしても葬儀で300万ね…宗旨違った所でそんなに差額出さないけどぼったくり葬儀屋なのかね。
大規模で見積もったけど参列者が極僅かだったってことでもなければ大抵香典でトントンくらい賄えるんだけど。
葬祭場で二晩過ごしたっていうのもおかしいなぁ。泊まりは禁止のところが多いし(旅館業法や消防法の絡みで)
ドライアイスの交換したとしても遺体出しっぱなしは考えにくい。
治療方法見ると傷みが早いだろうから保冷庫入れなきゃすぐ腐りそう。
と元葬儀屋は思う。他にも色々おかしいけどこの辺で。
息子に関する伏線が結局回収されてないのがもやもやするなぁ。
今年親の葬儀があったけど、葬儀場で2晩泊まったし、ドライアイスの交換はあったけど遺体は室内に安置だったよ(涼しい地域ではあるけど初夏)
60万ぐらいの小規模のものだったけど、香典だけでトントンとかあり得なくて半分ぐらい持ち出しだった
世間体が何よりも大事、徹底して自分は悪く言われたくない人なんだなとしか思わん
自分では父親の被害者な上に嫁に先立たれ嫁親族の世話までして不幸だけど
けなげで頑張ってる善良な俺と思ってるんだろうが、上でも言われてるけど
嫁と子供にとっては加害者だよ