299: 名無しさん@おーぷん 2014/11/14(金)15:40:23 ID:VEEdqaSPA
昔の話ですが。
私は職場の男性と
付き合い結婚することになりました。
ただ、結婚当初から彼の田舎に帰り、
彼の実家に敷地内同居することが条件でした。

まず婚約者の彼が私より1年早く退社して
実家に帰り、新しい職場に就職して慣れた
ころに私が退社して婚約者の元に行く予定でした。

初めのうちは婚約者はマメにメールをくれて
近況を知らせてくれていたのですが、だんだんと減り
「疲れたから寝ます」と毎晩送ってくるようになりました。
そんなメールを送らなくてもいい、用があるとき
だけでいいからと返信したら、
それから週に1回ぐらいに激減。

それでも慣れない職場に慣れない仕事だから
疲れて当然と思っていたら誤爆メールが来ました。
私と式場選びの日程の打ち合わせのメールを
やりとりしていた直後でした。
「ごめん、風呂入ってた!Aちゃんのこと
 考えながら入ってたから長風呂になった
 (汗の絵文字)」

もう心臓がドクドクして顔が一気に熱くなった。
すぐに電話して「なんなの?これ?」とキツめに聞くと
やっと誤爆したことに気がついたようでしどろもどろ。

翌日すぐに彼の地元に行き、駅近くのファミレスで
直接話を聞くと
「Aちゃんとはアニメのキャラで、
 本当に送る相手はアニメ好きな男性の友達だ。
 浮気とかしてないwwしてないww
 びっくりしたよね?ごめんごめん!
 本当にごめん!!
 お詫びに何かプレゼントするから!」と
大声で謝り倒し。

そして、
「会社を抜けてきてるから、もう行くから!
 じゃ!また後で電話するから!」と、
一方的に喋っていなくなりました。
この頃はまだ、彼を100%信じてやれない
自分を多少攻めたりしながら、自分の
疑惑を誤魔化していました。

それからモヤモヤしつつも結婚へ向けての
スケジュールを消化し、同僚たちに盛大な
送別会をしてもらい退社しました。
結納も済ませたし、やっぱりあれは浮気じゃなくて、
紛らわしいメールだったんだと
納得しかけていました。

両親や姉妹たちから荷造りを手伝ってもらって、
ついに彼の元に行くことになりました。
式は同居開始の3ヶ月後の予定で、
彼の両親が敷地内に家を新築してくれていました。
ご近所に彼のお母さんといっしょに
挨拶に回ったり、彼のお姉さんが
「道を教えてあげる、ここのお店はおすすめ!」と
あちこち教えてくれたり、彼とも式の
最終調整などで慌ただしい毎日だったのです。
本当に後は式をあげて新婚旅行に行くだけでした。

300: 名無しさん@おーぷん 2014/11/14(金)15:41:24 ID:VEEdqaSPA
ところが彼のスーツのズボンから
可愛い柄のメモ用紙が出てきてそれに
「A子の原付に乗った
 王子ちゃまへ(手書きのハート)
 今日はA子に一日くれてありがとう(手書きのハート)」

他にも小学生みたいな字で
「A子はねぇ~王子の事がぁ~
 A子はねぇ~とってもぉ~」と
続くけどどうでもよかった。

一日?! いつだ?
ずっと平日は出勤してたはず。
そういえば先週の土曜は会社は
休みだけど仕事残ってるからと…
そのメモをもって彼のお姉さんに、以前の
誤爆メールの事も話して相談したら
お姉さん激高。

なにも知らずに原付で帰って来た彼に
メモを突きつけて
「おい、原付王子!これなんだよ?!」と
ヘルメットを外す暇も与えず、
彼の肩をど突きまくっていた。

その夜は
彼の両親とお姉さんと私で事情聴取状態。
お姉さんがそこでも
「アニメキャラって言ったんだって?
 どうやってテレビから出したんだよっ!」って
お怒り。

なんかもう、メットかぶったままオロオロしてた
様子や、お姉さんから怒られてて唇プルプル
させて声が出ない様子を見ていたら
スーっと冷静になった。
未練や愛情が枯渇したのかもしれない。

A子は彼の新しい職場の
二十歳のバイトだそうです。
「付き合いだしてもう半年以上経ってるけど、
 A子は彼が結婚することは知ってる。
 だから遊びです。大丈夫です。
 独身最後のやんちゃです。」と
言い訳していたら、おねえさんが
「携帯。見せて」

まさに顔面蒼白状態。
眼球が左右にキョロキョロ。
「えっ?なんで?えっ?」って言うだけなので
私が勝手に上着からだそうと
上着に向かったら「触んなああああ!」と絶叫。
お母さんと私はびっくりして硬直するなか、
お姉さんがビンタ。お父さんが上着ゲット。

彼はそのまま私たちの家に逃げ出し、
残った4人で携帯をチェックしたら真っ黒。
結婚したらA子は寂しくて死んじゃうかも
→彼の返信 それはちょっと止めて 

セーリ遅れてるんだ。でもいいんだ~
愛の証拠のチビ王子がほしいな~
→彼返信 それはちょっと止めて

彼の家族はため息しか出なくなっていた。
そして私に
「もう嫁に来てくださいなんてお願いできない。
 幸い入籍していないから戸籍が
 汚れる前に白紙にしましょう。」と
ご提案いただき、わたしも彼と結婚する
自信も愛情もないので自分の実家近くに
アパートを借りて移り住んだ。
引越し費用はもちろん、
慰謝料も彼の年収以上にもらった。

それからしばらくして、
元同僚達と食事する事になった。
そこで初めて知った事実があった。
なんと彼は式場をキャンセルせず、
花嫁の名前を変えてA子と予約した日に
式を挙げたのだという。

私とあげる予定の式の招待状を
受け取っていた、元同僚の男性に来てくれと
連絡があり、いろいろ話したんだそうです。
A子は本当にちび王子(姫?)をご懐妊。
そのまま私たちの新居として作られた家に
入ったのだが、妊婦だから式は挙げたけど、
新婚旅行はキャンセル。

頼むよ、友人として式に出てくれと言う彼に
「へぇ~ 無駄もないし、
 若い嫁さんもらえてよかったじゃん。」と、
イヤミを言ったら

「ワガママがすごくて疲れる」と言ってたって。
もちろん元同僚は式への参加はお断りして、
そのまま着信拒否にしたとの事。

この騒動で彼とA子だけが疲れてないのにね。
彼の家族もずっと謝って泣いてくれた。
私の母もややぽっちゃりだったのに
痩せてしまった。私が帰宅した日、
父は顔を覆って泣いてた。
彼のお姉さんとも仲良くなっていたのに。

結婚前だから不倫じゃないのかもしれないけど、
不倫で傷つくのは本人たちだけじゃないんだよね。
あれから随分経ってからご縁があって結婚した。
子供にも恵まれた。

今の夫を信じていると思うけど、ちょっと連絡が
なかったり、そっけない態度をとられたりすると
不安でおかしくなりそうな時がある。
そのせいか、家でもゆるい格好をする勇気がない。
みすぼらしくなったら浮気されるんじゃないかと
思ってしまう。なんなんだろう。
まるで呪いでもかけられたみたいだよ。

301: 名無しさん@おーぷん 2014/11/14(金)17:51:48 ID:DkNrRKNJj
ロクでもない男と結婚しなくてよかった、そう思おう

引用元: 今までにあった修羅場を語れ【その6】

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