151: おさかなくわえた名無しさん 2011/05/01(日) 08:50:17.92 ID:PcUaqvCS
6年付き合っている彼女がいた。
ある日、彼女が結婚を考えているのかと聞いてきたので
「結婚するつもりなんてないよ。どうしても結婚したいなら俺と別れて、俺と付き合い続けたいなら結婚は諦めて」
と答えると、彼女はびっくりした表情をした後にしばらく黙ってから「わかった」と返した

それから何ヶ月か経った後、俺の母親が倒れて要介護になった。
親父や祖父母はとっくに死んでたし、俺には兄弟はいない。親戚の誰に頼んでもいい返事を貰えない。
もうどうしようもなくなって、彼女に土下座して頼み込んだ。
俺と結婚して母親の介護を手伝ってくれ、お前の望むことはできるだけ叶えるから、と。
彼女は嬉しそうに「こんな風になる日が来るんじゃないかって、ずっと思ってたんだ」と言ってくれた。
だがその次の日以降、彼女と連絡が取れなくなり、共通の知人に彼女のことを聞いても、誰にも教えてもらえない。
遠くへ引っ越したらしい、ということだけしかわからなかった。

彼女に見捨られて逃げられたという現実を認識できたのは、つい最近のこと。
母親が死んでからもう数年経つ

引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 74度目