166: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/29(水) 13:31:02 ID:xk9ORvJc
私が12歳ぐらい・父が50ぐらいの頃、2人でどっかの喫茶店(?)に入った。

その日私達2人が頼んだものは「苺パフェとコーヒー」。
どっちも父がウエイトレスさんに頼んでくれた。
そして当然私の前に置かれるファンシーな苺パフェ。父の前に置かれるコーヒー。
父と私の間に漂う微妙な沈黙。

父はウェトレスさんが去ってからそっとコーヒーとパフェの場所を交換しておりました。
もちろんパフェは父の、コーヒーは私の頼んだもの。

父、コソコソと苺パフェを食べながら小声で
父「・・・○ちゃんもパフェ食べたい?」(気まずさをごまかすように言う)
私「いやいいよ。私コーヒーあるし。」(娘はクール)

食べ終わった後も父は空になったガラスのパフェの器を
私の前にそっと押しやってきた。しかも目をそらしながら。
そんな私の父、大学教授。

今でもパフェの話は家族内でのネタになり続けている。

引用元: うっかり萌えた父親のエピソード 9