665: もう死んじまったけど、 2000/11/20(月) 17:03
昔、飼っていた犬(ポインターと雑種)。親の趣味で猟によく連れて行ってた。
農家なもんで、散歩にもあまり連れてってやれなかった(俺は当時一桁歳)から、
山を走り回るのを楽しみにしていたのがよくわかる。
親父が猟銃を担ぐと、軽トラの荷台に飛び乗ってた。山へ着くと、日が暮れるまで走り回ってた。
かなり走るもんだから、当然、疲れる。

・・・ごめん。続く

666: 665 続き 2000/11/20(月) 17:11
帰るとき、親父が2匹を呼ぶと、疲れ切ってヨロヨロしながら戻ってくる。
雑種の方は、体が小さくて、ポインターより年上だから、親父は雑種を抱き上げ、
肩に猟銃をかけ、手に打ち落とした鳥を持ち、ポインターがついてくるのを確認しながら山を下りていった。
しかし、当然ポインターも疲れている。
親父がフト見ると、ついてきていない。戻ろうかと思ったとき、
息を切らしてポインターが駆けてきて、親父を追い越し、しばらく行ったところで止まって座り込む。

・・・ごめん。まだ続く・・・。

667: 665 さらに続き 2000/11/20(月) 17:19
親父が前を通過。ポインターは座ったまま。フト振り返ると、またついてきていない。
戻ろうかと思ったとき・・・・・・
つまり、うちの犬。親父が見えている間は、座って休み、角を曲がって見えなくなると、
走って、見えるところまできて、座って休む、を繰り返していたらしく、
哀れになった親父は、大柄なポインターを背中に担ぎ、雑種を抱き上げ、
肩に猟銃をかけ、手に打ち落とした鳥を持ち、40間近の体で(当然本人も山歩きで疲れている)
車までもどったらしい。

ポインターの方は10で死んでしまったが、雑種は14まで生きて、愛嬌を振りまいてくれた。
ここ読んでたら、なんとなく、思い出した。

すいません。長くなりました。

669: 名無しさん@どーでもよくないことだが。 2000/11/20(月) 20:10
>>665-667
今日本屋で「ポインター」っていう写真集を立ち読みしてきた。
一生懸命走ったりポイント姿勢とったりするひたむきさに心打たれました。
ここであなたの書き込み読んでさらになごみ。
どうもありがとう。

668: 名無しさん@どーでもいいことだが。 2000/11/20(月) 17:39
近所の犬2匹。どっちもおじいちゃん。
飼い主のおじいちゃんと一緒にお散歩。どっちもひもなしなの。
とっこりとっこり、お互いにペースを合わせて歩いてる。
家の手前の四つ角で2匹が立ち止まってるんでなんだろなと思ったら
「お前達……もう1周行くか?」
飼い主のおじいちゃんが言った瞬間に2匹でしっぽをひろひろひろ。
もう1周お散歩に言ってたよ。