309: スペースNo.な-74 2009/12/09(水) 19:31:01
733 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/09(水) 00:02:56 ID:PqoeebbS
うちの会社は外資系なだけあって、ヨーロッパ、アメリカ、中国、インドから研修生が来る。
最近手塚治虫に再びはまりだして、文庫版の火の鳥もってきて昼休みに読んでたら、
アメリカ人が寄ってきた。
「HAHAHA!30にもなってまだマンガ読んでるの?日本人ってやっぱり幼稚だな」
と、読んでる途中を持って行きやがった。
うちの会社は外資系なだけあって、ヨーロッパ、アメリカ、中国、インドから研修生が来る。
最近手塚治虫に再びはまりだして、文庫版の火の鳥もってきて昼休みに読んでたら、
アメリカ人が寄ってきた。
「HAHAHA!30にもなってまだマンガ読んでるの?日本人ってやっぱり幼稚だな」
と、読んでる途中を持って行きやがった。
ほっとけよ!というか、けなすなら持っていくなよ!
俺の我王・・・。
内心むかついてフランス人にこぼすと
「仕方ないさ、アメリカ人は自分が世界の中心だと思ってるんだから。
かわいそうなやつらなんだよ。ああ、ブッダ3巻は持ってきてくれたかい?」
せびられた。
翌朝、アメリカ人が泣きながら返してきた。
一晩中、頑張って読んでたらしい。読めないかしょもわざわざ辞書を引きながら。
なんで馬鹿にしてるマンガごときで無駄な努力するんだと言ったら、
初めはポルノマンガ(女の裸出てくるから)と思って読んでたら読むのを止められなくなって、
最後は感動で泣くしかなかったそうな。今までの価値観をひっくり返すほどの衝撃だったと言われた。
我王は実在したのか?もしいたなら墓とかあるのか?俺、拝みに行くよ!とかいわれて困った。
そして、単行本も涙とかなんかで曲がってた。ちくしょう。
手塚治虫というと、海外でも名前は知られてると思ってたけど、マンガに興味のない人は全然知らないんだなと感じたよ。
あと、アメリカ人ってこうときめるとすごい勢いだなってのも。
彼はあっというまに手塚治虫のマンガやグッズをそろえてしまった。
日本語もすさまじい勢いでマスターしている。ちょっとセンスが古いけど。
人当たりも良くなり、仲が良くなかったドイツ人やフランス人の同僚とも打ち解けるようになった。
というか、手塚治虫のマンガを貸し借りしているからだろうか。
手塚先生、ありがとう。
でも、ブッダ全巻は返してほしいです。
-----
さすが漫画の神様は時代も国境も越えていらっさる。
俺の我王・・・。
内心むかついてフランス人にこぼすと
「仕方ないさ、アメリカ人は自分が世界の中心だと思ってるんだから。
かわいそうなやつらなんだよ。ああ、ブッダ3巻は持ってきてくれたかい?」
せびられた。
翌朝、アメリカ人が泣きながら返してきた。
一晩中、頑張って読んでたらしい。読めないかしょもわざわざ辞書を引きながら。
なんで馬鹿にしてるマンガごときで無駄な努力するんだと言ったら、
初めはポルノマンガ(女の裸出てくるから)と思って読んでたら読むのを止められなくなって、
最後は感動で泣くしかなかったそうな。今までの価値観をひっくり返すほどの衝撃だったと言われた。
我王は実在したのか?もしいたなら墓とかあるのか?俺、拝みに行くよ!とかいわれて困った。
そして、単行本も涙とかなんかで曲がってた。ちくしょう。
手塚治虫というと、海外でも名前は知られてると思ってたけど、マンガに興味のない人は全然知らないんだなと感じたよ。
あと、アメリカ人ってこうときめるとすごい勢いだなってのも。
彼はあっというまに手塚治虫のマンガやグッズをそろえてしまった。
日本語もすさまじい勢いでマスターしている。ちょっとセンスが古いけど。
人当たりも良くなり、仲が良くなかったドイツ人やフランス人の同僚とも打ち解けるようになった。
というか、手塚治虫のマンガを貸し借りしているからだろうか。
手塚先生、ありがとう。
でも、ブッダ全巻は返してほしいです。
-----
さすが漫画の神様は時代も国境も越えていらっさる。
310: スペースNo.な-74 2009/12/09(水) 20:39:36
フランス人、早く返してやれよw
311: スペースNo.な-74 2009/12/09(水) 20:53:02
手塚信者な自分にはなごむと同時に喜ばしいネタだ
ありがとう!
ありがとう!
引用元: ・あなたの心がなごむとき~第53章
コメント一覧
これが他人の手を移植された手だとしたら果たして自分は自分なのか・・・って悩んだ。
逆に、記憶をまるっきりロボットに移されたとしたらそれは自分なのか・とも。。。
小学校低学年には少々難しかったけど、繰り返し読んだよ。
火の鳥くらいは読みたいが、買うのもなー。
むしろ手塚治虫が知れてるのは東南アジアとかだろう
鳳凰編はいいよね。我王のあのやり場のない怒りが伝わってくる。
そして乱世編のテングへ・・・。
どのマンガか忘れたけど、男が顔の皮剥がされて狼の顔をつけられたらくっついて離れなくなったってのが衝撃だった。
ただ、ブッダは何がいいのか全然わからん
それ以来、漫画に限らず小説、映画、演劇、この世のどんな物語作品を見ても読んでも
幼稚に思え、今日に至っている。マンガ少年版火の鳥すら、普通に思えてしまう。
COM版のみが、神が宿った奇跡の作品群だったとしか思えない。
休刊によって中断された、あの望郷編の続きが読みたい。今も。
ブッダはないけど……ビックX、海のトリトン、鉄腕アトムに火の鳥……
でもやっぱりブラックジャックが一番好きだな。
そんなに素晴らしい作品だったのか。
そのうち満喫行って読破してくるわ。
未来編復活編太陽編が好き
『左翼・右翼の対立は、物事の中庸な判断を奪う!』
コリンウイルソンとか読んでたわ(´・_・`)
いい機会だからちゃんと読んでみようかな
火の鳥読み始めたらあっという間に全巻読破しちゃうから未読の人はぜひ!
米「寿司うめえwwww」
ディズニーは幼児専用でその類は幼児が見るのもって先入観があるのも理解できなくはないが
事故にあって人間がゴミにしか見えなくなったやつ
あれと、地球以外の星を買ったけど、恋人の子供妊娠して恋人は死んでしまった話も
結局男しか生まれなくて、他の生物と交わって王女になったけど
地球へ帰りたいと嘆き美しい景色の中死んでいった話とかも印象に残ってる
友達のタイワニーズアメリカンは、デスノート好きだな。
自分はブラックジャックしか読んだことがないので、火の鳥読んでみる。
インド社会や仏教知識がめちゃくちゃなので、そういうのに身近な外国人に見せるときは一言注意したほうが親切かと思う。
日本でたとえるなら、
「サムライが修行を積むと忍者にクラスアップするのだ。そして忍者のリーダーが敵のリーダーに勝つと将軍として認められる。農民は、サムライの修行に耐えられなかった者たちである!」
レベルで
「え…?!チョット待て、なにその嘘知識・・・!」が満載だから
一番考え込んじゃう話ではあった。
好きかどうかは…判斷できない。
でもそれってすごいことだと思う。
特に未来編は、中2で初めて読んだ時、読後茫然自失するほど衝撃をうけたけど、その後大人になって何度か読み返す度に、同じくらい深く感銘を受けた。
名作って本当に時代も国籍も越えるよね。
それまで流行りのアニメと漫画しか見ないキモヲタだったけど、なんと言うか打ちのめされたわ
それ、火の鳥、太陽編。
火の鳥はマジでおすすめ
暗くてちょいグロでも平気な人は、ザ・クレーターもいいよ
七色いんこは人によって評価が分かれるけど、本当に好きな作品だ
1巻で大親友だった二人が、最後にああなってしまったのは、予想はしていても悲しかった。
野茂英雄がメジャーリーグに行った時、「漫画が好きだ」と言ったせいで、
野茂番のアメリカ人記者に「子供っぽいやつ」と思われたそうだ。
しかし、日本通のアメリカ人記者に、「日本の漫画は大人も読む物だ」と教えられ、
その後読んで見たところ、すっかり日本の漫画にはまったそうだ。
ちょっとニヤリとしてしまったw
俺も北海道行ったときにホテルにあったシュマリ見てはまった
拝むなら鞍馬山に行ったら古跡か何かあるんじゃないかな
マイノリティどころかすごく普通だから安心していい
とりあえず猿田彦命を祭ってる神社にお参り行けばいいんじゃねぇの?
子供心にすごい衝撃だった。数十年ぶりに読んでみたくなった。
別物だから。
制作中に逝去されて未完だけど、「ファウスト」も良いよ。
女悪魔が、同性の目から見てもめっちゃ可愛くて好きだw
俺の中の我王像はノミを振り回してるイメージ
鳳凰編は神。
不朽の名作っていうのか
何年か毎に読むが、その都度様々な感銘を受ける
ギリシャ・ローマ編とか少女漫画ものもあって…でも鳳凰編と八百比丘尼の話が子どもながらに衝撃を受けた
学校の図書館で読んで帰って、母に語りまくったら、手塚治虫の漫画ならこれも読みなさい!お母さんも好きだから!って翌日W3を買ってもらった
記事と米欄読んでたらそんな思い出が蘇りました
ブラックジャックが一番好きだけど基本短編のが当たりが多いよ
手塚漫画にしちゃ、こういう少年漫画のノリは珍しいんじゃないか?
アトムの活躍した時代から数百年たった世界。人間の姿をしたロボットが試験管ベビーを育てている。
その目的は育てた人間を殺し合わせて娯楽として楽しむためというもの。
主人公は幼い頃から好戦的に育てられた男。
ある時、隣に住んでいた同じ年頃の女の子を遊びと称して首を吊らせ、重症を負わせる。
それからその子を見なくなったが、騒ぎにも何もならなかった。
さらに十年ほどすぎ、青年になった主人公の前に美しく成長した、あの隣の女の子が現れる。
互いに恋に落ち、想いを通わせるが、世界の真実を知った二人は逃げる事を決めた。
人間の姿をしたロボットたちが迫る中、主人公は博物館に保存されていた人間の味方であるロボット、アトムを起動して助けを求める。
アトムは聞く『本当に彼女を愛しているのか?』と。
主人公は勿論だと頷き、その返事を聞いてアトムは味方をすると約束した。
逃亡する中追い詰められ、彼らは小さな無人島へと辿り着く。ロボットたちと戦うというアトム。
主人公はそこで気づいた、最愛の恋人が怪我をしているのに血が出ていない。傷口から見えるのは鈍く光る金属だった。
幼いころに彼が首を吊らせた少女はその時、すでに死んでいたのだ。
隣家のロボット夫婦は、その子の変わりに少女に似せたロボットを育て、子育ての真似事をしていたのだ。
ショックを受ける主人公に、アトムが言う『知らなかったの?だから僕は聞いたじゃない、彼女を本当に愛しているのかって』…。
アトムはそのまま空へと飛び出して行く。
主人公は銃を彼女に似ているロボットに突きつける。
『あなたを愛しているの、ロボットだって、人間だっていいじゃない』
怒りに任せて主人公はロボットを撃って破壊した。
やけを起こした主人公は、空でアトムと戦っているロボットたちに『俺はここにいるぞ!さあ殺せ!』と叫ぶ。
聞きつけたロボットの攻撃により、主人公は息絶えた。
後には壊れたロボットが『アイシテル…アイシテル…』と死体に向かって呟き続け、アトムが空で戦い続ける光景で幕を閉じる。
うろ覚えなんで細かいところが違ってると思うけど、大体こんな感じ。
救いも何も無い、バッド&ダークなストーリーが今も忘れられない。
手塚先生凄いな
ガイムの監督さんが関係してるそれと似た話に出てくる女の子も可愛かった。
『大なり小なりの違いはあっても、今の日本にいる現役の漫画家で手塚先生の影響を受けてない人は殆どいないぞ。あんたの好きなワンピースの作者も例外じゃないし、手塚漫画は描かれるスケールと話の深さが凄くて考えさせられるんだ』と返したが納得いかん様子だった。
確かに手塚先生の画風は今の流行とは違うものだから絵柄で判断したのか?と思ったが、もったいないな…手塚先生のあの「ストーリーテラー」ぶりを知らんままで終わるのは。