嫁は俺より11歳も年下の押しかけ女房。

人目を憚らずに、俺のことをダーリンとでかい声で呼ぶので正直、少し頭の悪い子供みたいに思っていた。

でも、何か言葉では説明しにくい魅力があるコだったので、結婚を決意した。

 


結婚当時、零細デザイン事務所に勤務していた俺は、毎日明け方に近くにクタクタで帰宅していた。

 

嫁は俺の帰りを独りで寝ずに待ち、文句ひとつ言わずに笑顔で迎えてくれた。

 

土日も休日出勤でほとんど休めず、2人で一緒に過ごす時間は少なかった。

嫁は「一生懸命働く男は素敵よ」と言ってくれた。

仕事は好きだったが、就業環境がキツかったので500万円貯金ができたのを機に転職を決意した。

 

嫁は「これからは私が養ってあげるから、転職頑張って」と言い、パートを始めた。

転職には1年半を費やした。

デザインという特殊な職歴しか持たないため時間がかかった。

嫁は文句ひとつ言わずに明るく励まして支えてくれた。

大手メーカーのデザイン部門の正社員で、収入は前職の1.5倍。

転職は大成功だった。

 

嫁は初出勤の日に「まだ寒いから使ってね」と手編みのマフラーを首にかけてくれた。


先日、初ボーナスが支給されたので、何か欲しいものはないかと聞いた。

嫁は良い下着が欲しいので、サイズを計って欲しいと言った。

測り方を教えてもらい計測をしてみたら、T88U65(F)・56・86でカップはE→Fに成長してたが、結婚時(4年前)のドレス採寸とほとんど変化がなかった。

 

計測結果に嫁が小躍りしながら喜んでいたので「よかったねぇ」と言ったら、「うん、ダーリンはスリムな人が好きなんでしょ。最近ブラがきつかったから心配だったんだ」と…

 

その場では恥ずかしくて言えなかったが、「お前の明るい笑顔で俺は十分幸せだよぉ!!!!!」 今の自分がいるのは嫁の明るい笑顔に支えられたからだ。

感謝しても感謝しきれない。嫁としての役目だけでなく、女性としての魅力にも気を遣っていたことが嬉しかった。


これからも全力で幸せにするように頑張るよ。